簿記1級の勉強法・難易度について
はじめに
簿記1級という資格がある
簿記は3級と2級までは簡単だが、1級は別物だ
と言うのが通説になっている
また、難易度も非常に高く、資格としてメジャーな宅建などよりもはるかに難しい、という意見もネット上などはよく見られる
結局のところどうなのかな、とネット上の経験談などを集めていくが、なかなか情報は少なく、難易度などが詳しくわかる体験というのはあまり見られなかった
かくいう自分は1級の範囲を1周した
そして実際の試験も受験している
自分が集めた情報や実際に勉強した経験をもとに、実際のところ簿記1級と言う資格がどんなものなのかと言うところを伝えていければと思う
数学的な能力はどれくらい必要なのか
まず、数学的な能力がどれくらい必要なのか、ということから話していきたい
2級を受験した人ならわかると思うが、工業簿記は計算問題だった
1級になると求められる能力はどうなるのか
自分が勉強していた中で、最も高度な数学の知識を要求されたのは、工業簿記のキャッシュフローの部分で、微分を使って解を導く、という部分が一番高度なものだった
ただ、完璧に理解しているわけではないが、その問題も微分を使わずに解くこともできるので、必ず微分が必要かといえば、違うと思われる
基本的には、簿記というのはどう按分するかというのを勘定科目ごとにひたすら勉強していくような資格になる
なのでひたすら割合をどういうふうに作っていくのか、を考えることになる
必然的に割合の計算なので、そんなに難しい計算は出てこない
ただ、1級になると難しくなるのが、計算式を作るのが難しい、また仕分けをつくろうにも必要な数字がわからないので、ボックス図を書いて推定するなどの作業も出てくる
2級までは、与えられた数字をどう按分するか、ということがメインだったように思うが、1級になると、按分する数字がわからないので、問題文にある数字から導き出す、という作業が追加される印象が自分にはある
なので、計算だけだったのが、少し考えないといけないということになってくる
若干数学的要素が強くなったとも言えると思う
ここの部分で躓くかどうか、というのがまずあるのではないかなと思っている
また、なぜこの数字をかけたり割ったりすると答えの数字になるのか、というのが1級になると理解しづらい、腑に落ちなくなってくる
そういう時に理系の人などは有利になってくるのではないかと思う
ニュアンスが伝わるかどうかわからないが、算数から数学になった、というのが簿記1級ではないか、というところだ
資格合格までにかかる時間
これはネット上の体験談を読んだ上で推測すると、
スクールなどを利用した場合は1年
独学だと2年から3年
というのが平均的なところだと思われる
独学でも合格できるようだが、範囲が広く難易度も高いので、お金を出して講座を受けた方が、合格してから収入も上がるはずなので、結局はコストパフォーマンスがいいのではないか、という人の意見もあった
また、簿記に向いているかどうか、ということも1級になると突きつけられるようで、
社会保険労務士に合格した人や、司法書士に合格した人でも、1級に落ちている人はいる
法律系の資格は、基本的には暗記なので、簿記のように計算が入ってくるものとは少し違う
その影響が感じられる
簿記1級を1週して感じたのは、簿記1級ではなく、会計学初級とかに名前を変えた方がいいのではないかな、というところだった
1級の範囲は、公認会計士や税理士の出題範囲にも密接に関係しているからだ
挑戦してみたい人へ
もし、どうにかして試してみたい、というひとがいるなら、どこかのスクールを利用していた人を探して、テキストを譲ってもらう、貸してもらうのが良いと思う
1級のテキストは、市販ではほぼなくTACが出しているくらいだ
ただ、TACのテキストは非常にわかりずらいので、役に立たない
金を出してどこかスクールの教材を手に入れないとなかなか厳しい
また、一回講師の人から噛み砕いて教えてもらったあとで解くのと、そうでないのとでは、かなり差が生まれる
ちなみに、CPAラーニングが無料で1級講座を開放しているが、おすすめできない
練習問題が非常に難しい
また、テキストも若干わかりにくい部分がある
公認会計士試験を受けることを視野に入れた、旧帝大に合格するような非常にハイスペックな人が、片手間に1級を受けるならいいのではないかと思う
そうでない人には向いていないのではないかな、というのが印象だ
受験するかどうか迷っている人の一助になれば幸いである
簿記2級に合格するまで
簿記2級に合格した
その勢いのままに記事を作っている
簿記2級は人気資格なので、取得するためにどんな勉強をしたのか、どれくらい勉強したのかなどを記載していきたい
2級に合格するまでの時系列
簿記3級に1月下旬に合格した
それからこのまま簿記2級を受験するべきなのか、それとも行政書士に移行するべきなのか迷った
これは昨年宅建試験を受けているので、そのまま法律系の資格を勉強した方が効率がいいためこの進路も考えていた
迷ったまま2月が過ぎた
2月が過ぎるかどうかのところで簿記2級に進むことにした
簿記2級に進んで工業簿記から始めた
みんなが初めは何をしているかわからないと言っていたが、いやわかるやろと思った
わかってはいたが、なかなか問題はそう簡単には解けない
と言うような状態だった
ただ、これは2周3周すると解決された
少しばかり理解するのに時間がかかるようだ
工業簿記を2周してから商業簿記に入った
商業簿記を始めて思ったのは、意外とわかる、ということだった
そんなに恐れなくてよかったな、もっと早く動けばよかったなと思った
終わってから思うが、工業簿記の2周目と同時に商業簿記の仕分けだけ進めていく方が良かったと思う
簿記2級は仕訳を覚えるボリュームが結構あるためだ
商業簿記も1周目は精算表を作れるまでにはならなかった
形になり始めたのはやはり2周目からだった
簿記2級で難しいのは、連結決算と税効果会計と言われている
だが、これに関しては、税効果会計は問題を解くだけならそんなに難しくはない
仕訳自体は単純なので、2級に合格するだけなら暗記をすれば解くことができる
ただ、理解するとなると時間がかかると思われる
自分もいまだによく理解しているのか不安である
連結決算に関しては、やっかいなのは成果連結と呼ばれるものだけだと思う
関係会社の間で金銭のやり取りが発生すると、それを打ち消すために逆仕分けをしなければならないと言うものだ
成果連結と連結精算表が作れるようになれれば一人前ということになる
話はずれたが、商業簿記の2周目から精算表の作成も可能になった
ここで、受験が見えてきたのでTACの予想問題集を購入し、工業簿記の部分だけを1日1回分ずつ解いていった
商業簿記の2周目に入ると、大体の基礎的な部分はわかるが、予想問題集の本番を想定した第2問や第3問になると苦しんだ
なかなか解けない
また、連結決算の精算表も作り方がなかなかおぼつかなかった
そんな中ではあるが、受験を決意した
理由は、オンライン受験者の体験談を読むと、けっこう簡単、3級が少し難しくなったくらい、という口コミを見ていたからだ
本日いざ受験してみると、まさしくその通りで、こんな簡単なんかい、TACの問題集の方がめちゃくちゃ難しいよ
となった
簡単だったので、30分時間が余った
おかげでのんびりと見直すことができた
結果としては75点くらいで合格だったと思う
使用したテキスト
テキストはTACの合格テキストと合格トレーニング、それに本試験問題集を使った
また、ふくしままさゆき氏のKindle本やyoutubeを使った
基本的には、ふくしままさゆき氏の本で足りる
ただ、2周目に入った時に、解法だけ欲しかったりするときは、TACのほうが使い勝手が良かった
あとは問題の量をこなしたい時は、やはり市販の問題集を使うと良いと思う
簿記のテキストといえば、最近は滝沢ななみという人の本がよく出ているが、自分は宅建とFPを受験した時に使用感に若干疑問があったので使っていない
合格までにかかる時間
自分は大体2月下旬から3月頭に勉強を始めて6月中旬に受かっている
なので3ヶ月かかっている
しかし、自分はここまで時間はかからないと思っている
なぜなら、途中で自分は原神というオンラインゲームにハマって結構な時間をそこで使っているのだ
それがなければ2ヶ月とかそれより前にでも合格は可能だと思う
また、簿記に合格したほかのひとのYouTubeを見ていると、1日にどれくらいの時間を勉強したかが重要なので、何日とか何ヶ月は単純にはいえない、と言っている人がいた
自分もその人に同意見だと思う
どれくらいの時間勉強しているかが問題になると思う
試験に必要な数学力
自分は数学が苦手な方だった
ただ、それは勉強ができる人の中で、という意味になる
センター試験では数1Aは平均点を超え、数2Bでは平均点だった
だから、得意ではないが、一般人の中では上位のグループに位置すると思われる
そういう過去があるので、数学力が簿記でも影響するのではないかと思い不安だった
勉強を終えた今言えるのは、中学生1年生程度の学力があれば十分ということ
工業簿記の直接原価計算で一次方程式や一次関数なんかを少し使うくらいかなと思う
また、簿記全般に言えるが、按分を頻繁に行うので、割合・分数などが苦手な人は簿記は本当に嫌だと思う
工業簿記と商業簿記はどちらからやるか
これは正直どちらでも良い
自分の感じだと、工業簿記はほぼ計算問題
商業簿記は仕分けを覚える量が増えるという印象だった
計算が好きなら工業簿記から、そうでなければ商業とかそれくらいでいいのではないか
合格のための効率の良い勉強法
自分がもしほかのひとに進めるとしたら、まず、商業簿記でも工業簿記でもさっさと1周することを心がけてもらう
テキストだけでわかりにくければ、ふくしままさゆきさんのYouTubeやCPAラーニングの簿記2級の動画を見るなどすると良いと思う
商業簿記に関しては、仕訳を覚えるためにアプリなどでこまめに復習した方が良いと思う
また、1周目では決算仕訳が身についていないので、飛ばしてもいいと思う
2周目からは、テキストを見ながら解いていけばいい
精算表を何個か作っていくうちに覚えるはずだ
工業簿記はほぼ計算だけなので、先入先出法、平均法などの按分計算に慣れること
また、標準原価計算、直接原価計算では、必要になる数字の出し方を覚えることが大事になる
標準原価計算であれば、材料差異のときに当月投入量に標準量をかけて標準投入量を出すなど
この辺はなんどかやったり、ふくしまさんの動画やkindle本を見ればわかるはずだ
最後に
簿記2級に受かったので、簿記1級を目指す人をTwitterでフォローしたら、社会保険労務士に合格しているのに、落ちている人や、簿記1級を受かったのにさらに中小企業診断士を目指す人がいてげんなりした
この道の先はさらに険しい頂があるようだ
管理業務主任者試験の話
satoru-paradise.hatenablog.com
FP2級試験の話
satoru-paradise.hatenablog.com
宅建試験の話
satoru-paradise.hatenablog.com
宅建、管理業務主任者、賃貸不動産経営管理士、マンション管理士を同時受験したい人に
何か資格を取ろうかなと思った時に、宅建を取ってみようかなという人は多いと思う
資格としてはメジャーだし、難易度もそこそこあるので、キャリアアップにいいかもしれない
ただ、複数受験するということに関して悩む人も多いと思う
複数受験するべきなのかどうか、合格できるのか、というところを話してみたい
自分が同時受験したもの
自分が同時受験したものは、宅建とFP3級、2級それに管理業務主任者になる
他の記事にも書いているが、自分は暇な仕事をしているのでまあそれくらいは自分の学歴や勉強に充てられる時間を考慮すれば十分に受かるだろうと思ったからだった
同時受験は可能なのか
結論から言うと十分可能だ
その人の学力や資格試験に慣れているか、などによっても変わってくると思うが、マンション管理士以外はそんなに難易度が高い資格ではないので、十分同時受験は可能になる
自分は宅建が不合格だが、合格点から2点足りないだけで、過去問を解く限り何度も合格点を出しているので、大幅に実力が足りないわけではない
そうしたことから考えると、休みの日も頑張って勉強すればそれくらいはなんとかなるだろうと思う
行政書士や簿記1級などの難関資格ではないので
同時受験するときの勉強法
自分はこれについてはあまり書けない
自分は順番に一つずつ勉強して、それで受かってしまっているので、参考にならないと思われる
本来であれば同時並行で試験勉強を進めるべきなので、そういったスケジュールを立てながらやった方がいいと思う
また、場合によってはスクールなどに課金するのも大事だと思う
人に教えてもらったほうが、どこに力を入れて、どこを抜けばいいのかもわかるし、進め方も迷わない
そう言う判断をするのもありだと思う
同時受験のメリット
同時受験のメリットというものもある
よく挙がるのが、勉強範囲がかぶるというもの
不動産系の資格であれば、宅建業法や民法、建築基準法などが被ってくることが多い
なので0ベースのスタートではなく、ある程度勉強した状態で取り組むことができるということになる
自分はこの恩恵を確かに感じた
管理業務主任者の勉強の際には、民法や宅建業法は宅建の知識を維持する程度でいいので、ほかの分野の勉強に時間を充てることができた
また、自分が感じたメリットはある種保険がかけられる、ということ
自分は宅建試験に落ちてしまったが、管理業務主任者試験には受かっている
不動産系の資格は1年に1回しか受験することができないので、合格ができなければ遊ぶのも我慢して勉強してきた期間というのがすべてパーになってしまう
もし昨年宅建試験しか受けていなければ、かなりショックが大きかったと思う
宅建に落ちて、管理業務主任者に受かったという痛み分けのような結果になったので、まだ報われた
宅建を受験した時の話は以下
satoru-paradise.hatenablog.com
管理業務主任者はこっち
satoru-paradise.hatenablog.com
FP試験
satoru-paradise.hatenablog.com
satoru-paradise.hatenablog.com
最後に
同時受験はやはり負担は増えるが、がんばれば成果を出すことは可能なので、恐れずにチャレンジしていいと思う
自分の保険にもなるし、勉強する時間を減らすことにもつながる
やってみてダメそうなら、メルカリで参考書を売ってしまえばいい、それくらいのメンタルで良いのではないかと思う
管理業務主任者に合格するまで
昨年管理業務主任者試験を受験し、なんとか合格できた
その時の勉強方法などについて、書いてみたいと思う
合格するまで
自分は、昨年FP3級と2級、宅地建物取引士試験も同時に受けている
管理業務主任者の勉強は、はっきり言ってあまり進んでらず、宅建の前に区分所有者法とマンション管理適正化法、標準管理委託契約書のメインの分野を2・3周したくらいだった
まともに取り組み始めたのは、宅建試験の後だった
管理業務主任者試験までは時間がなかったが、風邪で5日間寝込んだり、遊びに行ったりしてしまっていた
これで受かるのかなと思っていたが、宅建よりも試験問題が素直で、ひっかけようとするものもなかったので難易度は下がるのかなと思っていた
過去問は分野別の過去問しか解いておらず、TACの予想模試を3つ解いて試験を受けた
試験会場は宅建と同じだった
宅建試験と違うのは受験者層に女性と老人が増えていた点だ
マンションの管理にかかわるので、管理人が持っているとけっこう大きな顔ができるので、その関係もあるのかもしれない
試験は前半部分は楽だったが、後半は難しく、その結果では不合格になるかもしれないな、という感じだった
結果としては合格していた
自己採点では37点だったので、基準点より1点ほど高いくらいだった
勉強方法
基本的には、テキストを読んで分野別の問題集を解いていた
何周かするうちに解けるようになった
これは宅建でわからなくても周回すれば解けるようになるので、その経験が生きた
建築基準法や設備などの単純暗記分野は、問題集はあまりやらずテキストを斜め読みするように頻繁に触れるようにだけしてた
問題を解くと時間が取られるので、たまに暗記しているかの確認程度に解いた
また、余裕があれば、会計の問題が例年3問出題されるので、簿記の仕分けの基礎的な部分ができるようになっていると良い
studyproという簿記3級ができるサイトをやれば1週間するかしないかで管理業務主任者に必要な知識くらいはつくようになると思う
また、不安な人は「ゆーき大学」というYoutubeをみるといいと思う
課金すればより、合格に近づくと思う
使用したテキスト
TACの管理業務主任者のテキストと、分野別過去問、直前予想模試の3冊になる
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勉強時間
自分は平日の仕事中、派遣の仕事をしているが、その手すきの時間は勉強していいことになっている
その時間と、土日に8時間ほどは少なくとも勉強していたと思う
さいごに
管理業務主任者試験は、宅建試験を経験していれば、そんなに難しいということはないと思う
過去問を抑えていけば合格に近づくので、まずはそこからがいいと思う
昨年同時受験した資格についてのリンクはこちら
satoru-paradise.hatenablog.com
satoru-paradise.hatenablog.com
satoru-paradise.hatenablog.com
簿記2級試験について
satoru-paradise.hatenablog.com
簿記3級に合格するまで
派遣社員をしている自分は、仕事が大変に手すきのため、また資格を取りました
社会人としては抑えておきたい簿記資格の3級です
合格するまでどんな感じだったのかを書いていきます
簿記3級に合格するまで(時系列)
昨年受けた資格試験は、管理業務主任者試験が最後でした
たしか12/4が試験日だったと思います
そちらもまた記事にしたいと思います
試験後、2-3日はゆっくりと休んでぼーっとしてたんですが、自分の職場はなにぶん暇なので、それに耐えきれなくなりました
加えて、簿記資格はビジネスマンとしては当然持っていたほうがいいですし、もしかすると転職活動が始まるかもしれないので、武器としては弱いけどないよりはましだろうと、勉強を開始しました
はじめはstudyproというサイトで勉強を開始しました
このサイトは無料で簿記3級が勉強できる親切なサイトです
ここで仕訳はほぼできるようになったんですが、決算仕訳を経て、精算表や損益計算書、貸借対照表を作成することについてはわかりにくく、サイトについている模擬テストをやってみましたが30点か40点くらいしかとれませんでした
そこでテキストを追加購入します
TACから出ている合格テキスト・トレーニング・本試験問題集の3冊です
結論から言うと、テキストはほぼ使いませんでした
なんだかわかりにくかったので
問題集のトレーニングをやりながら、わからないところはテキストを辞書のように引いて読み込んでいくというやり方をしていました
合格トレーニングを前から順番にやっていくと、自然と精算表が作れるようになっていました
1周してもう大丈夫だろうと思えたので、本試験問題集に取り掛かりました
本試験問題集は、8回分までしかやっていません
自分がweb試験を申し込んだ日程の都合で全てやる時間はありませんでした
ただ、合格基準点の70点はほぼほぼ超えていたので、おそらく大丈夫だろうという予想ができました
WEB試験は、各地にあるテストセンターでの受験になります
免許証などで本人確認後、ロッカーに荷物を預けて、電卓のみをもって試験を受ける部屋に入室します
60分の試験後、すぐに結果が出ます
受付に戻ると、合格証が表示されるQRコードのついた紙を渡されます
ただ、ここで不合格だと受付の人からその紙をもらえないので、相手は慣れていると思いますが、なんとなく勝手に自分が気まずくなっちゃうのかなと思ったりしました
使っていたテキスト
studyproというサイト
それに、合格テキスト・トレーニング・本試験問題集です
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勉強方法
おそらくですが、ふくしままさゆきさんという方のyoutubeを見るとわかりやすいみたいです
多くの人がそれで合格できています
いい世の中になったものです
合格までにかかる時間
自分はおよそ一か月くらいかかりました
早い人だと2週間くらいでも受かるみたいです
最後に
ほんの少しですが、会計ですとかお金に関することに知識がついたので、それだけでも自信ですね
余談ですが、1級をとると年収600-700万も実務をこなしていけば、見えてくるようです
ただその分非常に難しい資格のようですが
宅地建物取引士試験に合格するだろうと思ってたら違った話
宅建試験を昨年受けた
結果としては合格点の36点から2点足りず、34点で不合格だった
自分はどんなふうに勉強していたのか
どうすればよかったのか
そんなことを書いていきたいと思う
自分の勉強方法
自分の勉強方法としては、宅建のテキストと問題集、それに過去問を中心としていた
テキストと問題集は、TACの滝沢ななみさんの書いたもの
過去問はWebサイトで過去問が20年分くらい解けるところを使っていた
基本的にはテキストと問題集を4周か5周して過去問を解いていった
過去問を解いていて思ったが、20年くらい前まではテキストに書いてあることを抑えれば点数が取れていたが、直近の10年くらいは問題の質が変わっていて、テキストにないことも問われるようになっている
君が不合格だからそんなこと言うんじゃないかと思われるかもしれないが、実際にこれはYoutubeで宅建について解説している行政書士や弁護士の人が、そうだと言っているので間違いはない
なので、テキストにないことも抑えるようにしなければ合格点を越えるのは難しいということになる
宅建の前にFP3級と2級を受けて合格していたので、過去問を追う勉強を中心にしていたが、宅建に関しては過去問にプラスアルファが必要になる
ちなみに自分の過去問やテキストを抑えるやり方でも、過去問を解く限りほぼほぼ合格点を出していた
1年か2年分くらい合格点に足りなかったように思う
実感として7割くらいは教科書や過去問を抑えていけば取れると思う
勉強時間
自分はコールセンターに勤務しており、そこでは就業時間中に勉強をしてもいいと言われていた
最高の条件だ
なので就業時間の8時間ほどを勉強に充てられる状況だった
ただ、これも油断していたので、土日やしごとのあとはほとんど勉強しないこともあった
もっとほかに手を出したり、勉強法を探っていれば結果は違ったのではないかと思う
やればよかったこと
勉強時間が十分にある中で、なぜ合格できなかったのか
大きいのが、YouTubeを活用しなかったことだ
試験が終わってから、宅建に関しては、棚田行政書士と言う人とゆーき大学と言う人のYouTubeが2トップということを知った
また、この二人の動画を見ていると、宅建は歴史が深いので過去問をなぞるだけでは解けなくなっており、周辺知識が必要になると説いている
ほかにも、民法に関しては宅建の問題だけでは足りないので、公務員試験の過去問を活用する、など聞かなければなかなかわからないような情報がたくさんあった
こうした情報戦を制していなかったのが不合格の要因ではないかなと思っている
他の資格を受けていた
実は昨年自分はFP3級と2級の試験も受けている
そのため自分は宅建のスタートが5月下旬から6月頃だった
これは若干遅い
ただ、自分は就業時間中も勉強できるため、これでも余裕はあるように思うので言い訳にあたるかもしれない
テキストがあまりよくなかった?
滝沢ななみさんのテキストは使っていて違和感を感じていたが、Amazonの口コミを見ると同じように思う人が何人かいるようだった
本人が知識が浅いのか言い回しやまとめかたに問題があるような部分が節々に感じられた
先ほどあげたゆーき大学の講師は司法試験に合格しており、圧倒的な知識を誇る
棚田行政書士も行政書士とマンション管理士という難関資格に合格しているので、滝沢ななみさんよりだいぶ保有している資格に関しては難易度が上がる
なので情報の精度や整理の仕方に、違和感があったのではないかと思う
おそらくだが、TACだとこちらのテキストのほうが良いと思う
今後に関して
今後に関しては少し迷っている
ダブル受験かトリプル受験か
そんな余裕あるのか?落ちているのに・・・
と思われるかもしれないが、過去問では何度も合格点を出しているので、何年間か受け続ければ合格できるレベルにはあるのだ
また、暗記したものが抜け落ちているが、全体像言い換えれば宅建試験の構造を理解しているので覚え直すスピード感が初学者とは違っていると思う
緊張感を保つために、新しい資格にも挑戦した方がいいだろう
もしこれから宅建を受験する人が見ているのであれば、まずはゆーき大学や棚田行政書士のYoutubeを見て、宅建の勉強法について抑えることから始める方が良いと思う
テキスト以外の周辺知識も問われるので、場合によってはゆーき大学の宅建部分を購読するのが良いと思う
また、宅建を受験する人に事前に見ておいてほしいのが、棚田行政書士がやっている宅建jobチャンネルというYoutubeだ
宅建をとったら不動産業に転職しようと思っている人は、自分が営業職に向いているのかどうかということに向き合った方がいいということがわかると思う
資格を取る能力と、不動産の仲介や売買の営業として優秀かどうかは別の話ということだ
実際それで悩んでいる人から相談を受けているものがいくつかある
それを見た上で取るかどうか決めた方が良いと思われる
営業に向いていないのであれば、簿記や行政書士試験を受けた方が自分のためになるかもしれないからだ
また今年も宅建業法を覚え直すのか、と少し憂鬱になるけど、がんばろうかな
FP2級試験に合格するには
FP2級合格までにどのような勉強を行ったか、またどれくらいの時間が必要なのかを書いていきたい
はじめに
自分は今年の1月にFP3級の試験を受験し、合格していた
FP3級の勉強は12月に入ってから既に終了していたので、2級の勉強にとりかかっていた
3級の勉強が終了していたのは、テキストと問題集をやりこみ、過去問も解いて、学科と実技で合格点を問題なく何度も取れるようになったため次のステップに進んだのだ
取り掛かりは早かったが問題があった
テキストが合わなくて、点数が取れない
LECのテキストを使っていたが、テキストと問題集を3周したのに解けないと言うことで、慌てて滝沢ななみ氏のテキストを購入し勉強した
3級の試験の時に滝沢ななみ氏のテキストを使っていたので、以前と同じ形式に戻したわけだ
それが3月の末か4月に入ったばかりの頃だったと思う
ちょっと時間がないので焦った
しかし、テキストを変えて2周ほどするとある程度LECの参考書をこなしていたこともあり、過去問の点数が伸び始めた
2級の試験の直前には、3級ほどではないものの過去問の数をこなしており、おそらく実技でよっぽど難しい問題が連続して出ない限り、落ちないだろうと思った
膨大な数の受験生と共に試験を受けたが、合格した
学科が8割、実技が約9割だった
時系列で言うとこのように進めていたが、勉強方法などを振り返ってみたい
勉強方法
LECの参考書をはじめ使ったが、点数が伸びないためTACの滝沢ななみ氏の参考書に切り替えた
道具としては滝沢ななみ氏の参考書と問題集、それにWEBサイトのFP2級の過去問道場を使用したのみだ
FPの試験は広く浅く広範な知識を求めるので、一度参考書を読んだだけでは解けない
記憶に定着するまでに時間がかかる
一つのところで止まらずにどんどん進めていく方が良いと思う
暗記勝負の試験なので、覚えることが大事になる
正直テキストを1周2周しただけだとそんなに覚えていないので、わからなければさっさと解答を見て、覚えていく方が効率が良い
3級の時と同じになるが、学科の試験を7割8割コンスタントに取れるようになってから実技に進む方が自分は良いかと思う
ただ、実技も問題の方が決まっているので、それになれたいから、点数は気にしないと言う人ならそのまま突き進んでもいいと思う
テキストについては以下を見てもらいたい
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勉強時間
平日に6−7時間ほどやっていた
自分は仕事が派遣社員で暇なので、手隙の時に勉強をしても良いと言うふうに上司から言われていたためだ
その時間のほとんどをテキストの読み込みや過去問にあてていた
だいたい2ヶ月くらいで合格できる水準まで来れるように思うので、
7時間✖️20日を1ヶ月の出勤日とすると、140時間
それが2ヶ月なので
140時間✖️2ヶ月で280時間ということになる
だいたいこれくらいあれば解けるようになるのではないかと思う
試験のコツ
学科実技ともに、過去問を解く時に電卓を使い込んでおくことが大事になる
FPは何乗するか、という問題が多いので、そこら辺を正確に早く出せないといけない
電卓の使い方がよくわからないせいで不合格になるのは悲劇だ
学科試験
学科試験にはコツも何もない
暗記の世界なのでしっかりと暗記しておくことが大事になる
とはいえ、よく出るものは決まっている
過去問を解いてどういう分野が頻出するのか押さえておこう
実技試験
実技は計算と暗記が問われる
暗記問題は9割から10割、最低でも8割は取れるようにしたい
また、計算問題も、内容は同じで数字だけ変えているものも多い
そういうものはきっちりと点数を上げられるように解法を覚えるようにしたい
また、実技試験は試験時間に対して問題数が多い
わからない場合は次々に飛ばして最後まで行ってから戻る方が良いと思われる
試験の難易度
FPの試験が終わって、電車で帰る時に、少し僻地で受験したのでみんな同じ電車に乗ることになった
試験が終わったばかりだというのにFP2級のテキストを広げている人が何人かいた
そして、そのテキストはおそらく今年出版されたものではなく、何年か前に出版されたと思われるものだった
つまり、何度か受験している人がいるということだった
合格がわかってから、ネットで検索してみると、FP2級は案外落ちている人がいることがわかった
勉強時間が足りなかったり、そもそも勉強が不得意な人にはなかなか難しい試験だとは思う
範囲が広いし、実技の試験は時間が短いし
おそらく平均以上の大学に合格した人なら、それなりに勉強すれば受かると思う
そうでない人は、また違ってくるのではないか
さいごに
資格試験を勉強するようになって意識したが、資格で人よりいい暮らしをしようと思ったら、合格率1桁台の資格に合格するしかないのかなと思った
弁護士や税理士とまではいかないが、司法書士や社会保険労務士などの難関資格になる
合格率が10%前後の資格は、人並みか少し人よりも少しいいくらいの生活がせいぜいだろう
もっといえば、転職にちょっと役に立つかな、という程度かもしれない
ただ、単純に考えて資格はないよりもあった方がいい
誰がどう言おうがそうだと思う
自分を磨くことを忘れずにこれからもチャレンジしたい
また、資格の勉強をして改めて思ったのが、自分の学歴からくる自信だった
資格は普通自動車免許しか持っていなかったが、自分はFPは絶対受かると信じていた
それは、自分よりも学歴が下の人が受かっているから、単純に暗記勝負の試験なら自分は負けないだろうという自信からだ
学歴で人を見下しているのではない、努力をして掴んだ学歴が、自分に自信を与えてくれたのだ
努力をして柔道が強くなった人が、普通の人に喧嘩で負けてたまるかよ、という感じと似ていると思う
天狗になるのではなく、自信に変えて努力を続けていきたいものだ