アイドルを追っかけてよかったこと
と言いつついうほど追っかけていない
自分はYouTubeを見たり、雑誌を読んだりする平和な民だったからだ
元々、音楽に関していえば、自分はバンドサウンドが好きだった
スピッツから始まり、ラルクアンシエルやビジュアル系、自分の世代だとRADWIMPSやDOPING PANDA、アジカン、バンプだろうか
そんなものを聞いていた
当然バンドについて理解を深めるために音楽雑誌も読んでいた
CDデータ、フールズメイト、パチパチ、などなど
その中にもう記憶が定かではないが、AKBの記事が載っていた
まだ無名の時代なので、新聞の天気予報くらいの大きさの記事だったと記憶している
内容は毎月ほぼ同じで、何かイベントやライブがあると少し内容が変化するくらいだった
毎週だったか、毎日だったかライブをしていると記載があったのでおそらくAKBだと思う
雑誌はパチパチだったんじゃないかと思う
雑誌に載ってしばらくして、Mステだったか、CDTVでAKBが出ていた
スカートひらりを踊っていた
見せパンを見せながら踊る変な曲で、それを眺めながら、この子たちは普通に生きていたら可愛い可愛いと言われて生きていけたのに
芸能界に入ったばかりにこんな変な曲を歌わないといけないのか、と気の毒に思ったのを覚えている
それから自分は大学に入って、音楽番組を見なくなった
しかし、4回生になると変わった
AKBがいきなり国民的アイドルグループになっていた
オタクじゃないやつもみんなAKB AKBと言っていて変な感じだった
自分は素直に、嫌なことはたくさんあっただろうけど、がんばってきてよかったね、と思ったものだ
前置きはここまでにして、本題に入りたいと思う
追っかけていてよかったことだ
SNSに登録する
自分はほとんどSNSに登録していなかった
Mixiにも登録していなかった
だが、アイドルがSNSをやるのでどんどん登録していった
登録しないと情報が追えないからだ
Instagramに登録したのも比較的早い方ではないかと思う
もしアイドルを追っていなかったら、SNSで発信することもないし、登録は遅かったと思う
料理を頑張る
これはかなり個人的だし、特殊だと思うが、料理を頑張るようになった
あるAKBのメンバーが朝食の画像を毎朝載せていたからだ
ナムルだったり、だし巻き卵だったり
元々自炊を頑張っていたのもあって、俺も負けないように頑張ろうと思って、朝食を豪華にしたり
真似して作ったりした
結果的に自分の料理のレパートリーが増えたので、非常によかったと思う
大人の力を意識するようになる
AKBは芸能人だ
芸能界で働くので、歌・演技・バラエティなどが仕事になってくる
そうした個人仕事は、本人の努力は適性よりも背後に働く大人の事情で決まっていくことを示唆するオタクもいた
メンバーの所属している事務所が、ナベプロなど大手であればテレビに出られたり、仕事もデカくなってくる
また選抜メンバーにも選ばれやすい
おかげでバーニングやホリプロなど主要な芸能事務所の存在を知らぬうちに覚えてしまった
努力とは別の部分で結果が決まることもあると、教わったのだ
大きなものはこの3つだろうか
細かくいえばいくつかの気づきをもらったり、ライブに足を運んだことで気づいたこともある
なんにせよ、興味を持ち勉強するのはいいことだと思う
新しい扉が開くし、刺激になる
ただ、ハマってみて思うのはもう少しビジネスに通じることに興味を持った方が役に立つけどね