与太者ブログ

日々思ったことを徒然に書いています

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FP2級試験に合格するには

FP2級合格までにどのような勉強を行ったか、またどれくらいの時間が必要なのかを書いていきたい

 

はじめに

自分は今年の1月にFP3級の試験を受験し、合格していた

FP3級の勉強は12月に入ってから既に終了していたので、2級の勉強にとりかかっていた

3級の勉強が終了していたのは、テキストと問題集をやりこみ、過去問も解いて、学科と実技で合格点を問題なく何度も取れるようになったため次のステップに進んだのだ

取り掛かりは早かったが問題があった

テキストが合わなくて、点数が取れない

LECのテキストを使っていたが、テキストと問題集を3周したのに解けないと言うことで、慌てて滝沢ななみ氏のテキストを購入し勉強した

3級の試験の時に滝沢ななみ氏のテキストを使っていたので、以前と同じ形式に戻したわけだ

それが3月の末か4月に入ったばかりの頃だったと思う

ちょっと時間がないので焦った 

しかし、テキストを変えて2周ほどするとある程度LECの参考書をこなしていたこともあり、過去問の点数が伸び始めた

2級の試験の直前には、3級ほどではないものの過去問の数をこなしており、おそらく実技でよっぽど難しい問題が連続して出ない限り、落ちないだろうと思った

 

膨大な数の受験生と共に試験を受けたが、合格した

学科が8割、実技が約9割だった

 

時系列で言うとこのように進めていたが、勉強方法などを振り返ってみたい

 

勉強方法

LECの参考書をはじめ使ったが、点数が伸びないためTACの滝沢ななみ氏の参考書に切り替えた

道具としては滝沢ななみ氏の参考書と問題集、それにWEBサイトのFP2級の過去問道場を使用したのみだ

 

FPの試験は広く浅く広範な知識を求めるので、一度参考書を読んだだけでは解けない

記憶に定着するまでに時間がかかる

一つのところで止まらずにどんどん進めていく方が良いと思う

暗記勝負の試験なので、覚えることが大事になる

正直テキストを1周2周しただけだとそんなに覚えていないので、わからなければさっさと解答を見て、覚えていく方が効率が良い

 

3級の時と同じになるが、学科の試験を7割8割コンスタントに取れるようになってから実技に進む方が自分は良いかと思う

ただ、実技も問題の方が決まっているので、それになれたいから、点数は気にしないと言う人ならそのまま突き進んでもいいと思う

 

テキストについては以下を見てもらいたい

 

 

 

 

 

 

 


 

勉強時間

平日に6−7時間ほどやっていた

自分は仕事が派遣社員で暇なので、手隙の時に勉強をしても良いと言うふうに上司から言われていたためだ

その時間のほとんどをテキストの読み込みや過去問にあてていた

だいたい2ヶ月くらいで合格できる水準まで来れるように思うので、

7時間✖️20日を1ヶ月の出勤日とすると、140時間

それが2ヶ月なので

140時間✖️2ヶ月で280時間ということになる

だいたいこれくらいあれば解けるようになるのではないかと思う

 

試験のコツ

学科実技ともに、過去問を解く時に電卓を使い込んでおくことが大事になる

FPは何乗するか、という問題が多いので、そこら辺を正確に早く出せないといけない

電卓の使い方がよくわからないせいで不合格になるのは悲劇だ

 

学科試験

学科試験にはコツも何もない

暗記の世界なのでしっかりと暗記しておくことが大事になる

とはいえ、よく出るものは決まっている

過去問を解いてどういう分野が頻出するのか押さえておこう

 

実技試験

実技は計算と暗記が問われる

暗記問題は9割から10割、最低でも8割は取れるようにしたい

また、計算問題も、内容は同じで数字だけ変えているものも多い

そういうものはきっちりと点数を上げられるように解法を覚えるようにしたい

また、実技試験は試験時間に対して問題数が多い

わからない場合は次々に飛ばして最後まで行ってから戻る方が良いと思われる

 

試験の難易度

FPの試験が終わって、電車で帰る時に、少し僻地で受験したのでみんな同じ電車に乗ることになった

試験が終わったばかりだというのにFP2級のテキストを広げている人が何人かいた

そして、そのテキストはおそらく今年出版されたものではなく、何年か前に出版されたと思われるものだった

つまり、何度か受験している人がいるということだった

合格がわかってから、ネットで検索してみると、FP2級は案外落ちている人がいることがわかった

勉強時間が足りなかったり、そもそも勉強が不得意な人にはなかなか難しい試験だとは思う

範囲が広いし、実技の試験は時間が短いし

 

おそらく平均以上の大学に合格した人なら、それなりに勉強すれば受かると思う

そうでない人は、また違ってくるのではないか

 

さいごに

資格試験を勉強するようになって意識したが、資格で人よりいい暮らしをしようと思ったら、合格率1桁台の資格に合格するしかないのかなと思った

弁護士や税理士とまではいかないが、司法書士社会保険労務士などの難関資格になる

合格率が10%前後の資格は、人並みか少し人よりも少しいいくらいの生活がせいぜいだろう

もっといえば、転職にちょっと役に立つかな、という程度かもしれない

ただ、単純に考えて資格はないよりもあった方がいい

誰がどう言おうがそうだと思う

自分を磨くことを忘れずにこれからもチャレンジしたい

 

また、資格の勉強をして改めて思ったのが、自分の学歴からくる自信だった

資格は普通自動車免許しか持っていなかったが、自分はFPは絶対受かると信じていた

それは、自分よりも学歴が下の人が受かっているから、単純に暗記勝負の試験なら自分は負けないだろうという自信からだ

学歴で人を見下しているのではない、努力をして掴んだ学歴が、自分に自信を与えてくれたのだ

努力をして柔道が強くなった人が、普通の人に喧嘩で負けてたまるかよ、という感じと似ていると思う

天狗になるのではなく、自信に変えて努力を続けていきたいものだ