日本の採用面接
自分は占いの勉強をしたことがある
自分のいうことが結構当たったりするからだ
それは仕事の成り行きであったり、ある人の性格だったりする
ある程度自分の予測や予想が当たると自信のある人間である
そういう人間からして、改善した方が良いよなあというものがある
採用面接だ
転職活動にしろ新卒の面接にしろ、日本で行っているプレーンな面接は役に立たないと思う
その理由を下記に記載して行きたい
陳腐な質問を繰り返す
志望動機・自己PR
志望動機は決まりきっている、金が欲しい、大企業だから、家から近いから・・・これが本音だ
自己PRも自分を美化してしか言わない
企業側からすると、これは自社について研究しているか、また自身のキャリアの棚卸しができているか、などを判断するのだという
自社への研究はそれなりにネットで調べて暗記すればいい
自身のキャリアについても、よく言おうと思えばいくらでも言える
予め答えを作って、本番でそれを吐き出す
日本の学校教育そのものである
表情・仕草を見ていますという節穴面接官
志望者はガチガチに固めた嘘の鎧に身を包むし、採用側の企業も相手の志望度などを質問から判断しようとする
だが、嘘で塗り固めた答えから何を判断しようというのか?
志望者の話ぶり、表情なども見ているという
しかし、それもただ単に声がでかい奴もいれば、特定の人間にだけ良い顔をできる人間もいる
そう言った有象無象の人間がいるのに、上部の質問をしたところで何も得るものはないだろう
自分が思うベターな面接
じゃあ君はそんなことを言っていて、どうやって志望者を見抜き、採用するのか、と言われるだろうけど、そんなのは簡単だ
一番重要な質問は趣味・興味があるものになる
紙に書かれているキャリアはどうでも良い
それは実際にポートフォリオを作らせれば良いし、実際に1時間か2時間くらい作業をさせればわかることだ
当人の人間性を見ることがもっとも重要だ
口数が少なくても、良い設計をする人間がいるかもしれない
表情は冴えないが、冷静に顧客対応ができるかもしれない
学歴はないが、社会的な頭がよく、上司や顧客の機嫌をとるのがうまいかもしれない
質問の最初に戻そう
例えばある人がパソコンをするのが趣味だという
パソコンで何をしているのか、ゲームか動画配信かクリエイターとして活動しているのか
パソコンはどこで買うだろうか、家電量販店だろうか、BTOパソコンを購入するのか、自作パソコンだろうか
パソコンがあるのは実家なのか、一人暮らしをしているのか
実家から出たことがないのだろうか、一人暮らしをしていて、生活は維持できているのか、料理はするのかなどなど
当人がどういう人間かを見抜くことが大事なのだ
仕事は大抵のものが繰り返しであり、よほどのことがない限り、特定の人でないとできない、などということはない
大体のキャリアの方向性とある程度の頭があればできるはずだ
こういう質問をするのであれば自ずと面接のスタイルも変わる
スーツではなく、私服でも構わない
ただし、顧客とあっても恥ずかしくない服装で、という条件付きなら当人の常識力も判断できる
面接は基本的にリラックスしてもらい当人の本音が出るようにしてもらうべきだし、その人の人間性が出るようにしてもらうべきだ
嘘の鎧で固めて入社されても、その鎧を脱がれたら組織でやっていけるかどうかもわからない
まとめ
現在の面接は事前調査やそれまでの紙の上に書ける事の多さ、本人のビジョンなどが見られているというが、実際は見られていない
上部のままなんとなく見て入社しているだけだろう
自分の転職活動の鬱憤もあるが、なんとなく感じる面接についての非効率さを記載してみた
どうでも良い質問をするより、一つの核心をつく質問の方が有用である