東京で暮らすのっていいの?
日本の首都は東京である
日本に住んでいたら、一度は東京で暮らすことを考えたことはあると思う
ただ、東京で暮らすのは未知数だしいろんな噂を聞く
生活費が高い
電車が混んでいる
人が冷たい・・・などなど
というわけで、自分は半年くらいだが東京に住んでいたのでそのことを記載したいと思う
- なぜ東京に行ったのか?
- どこに住んだのか?
- 住んだ期間
- 自分が住んだ物件について
- 東京での仕事について
- 東京での生活あれこれ
- 東京からの撤退
- 今考えてみれば、と思うこと
- クリエイティブ系の仕事、ビジネスでのチャンスは多い
- 東京には光も影もある
なぜ東京に行ったのか?
東京で暮らしたいとは漠然と思っていた
自分は服が好きだったので、原宿や渋谷、高円寺などにもよく足を運んでいたからだ
高円寺の古着屋のスタッフをしながらぼんやりとたらたら暮らせたらいいなと思っていた
どこに住んだのか?
自転車で30分くらいで高円寺まで行けるので便利かなと思ったのが理由だった
高円寺は中央線沿線で新宿に近いのでやはり家賃は高額だった
住んだ期間
住んで期間は、8月から翌年の1月までと非常に短い
単純に東京と会わなかったというのが大きい
この点については後述する
自分が住んだ物件について
すっかり忘れていたのでさっき調べると
西向き、当時で築1-2年、1R、面積が10㎡以下、シャワーのみ、ロフト付き、自転車置き場なし、オートロックつき、という物件だった
家賃は確か5万4千円だった
株式会社バジリカというところがやっている、狭いけど新しくてわりと設備はいい、という物件だった
この物件にも苦しめられた
狭い
面積が10㎡未満と調べて発覚したので驚愕した
こんな狭いところにいたのかと
いや、まじで寝るスペースしかねえよ
そしてこの狭さが自分の持つあるアレルギーに作用する
狭すぎてアレルギー性結膜炎が発症
これがまあ本当につらかった
自分は先ほども記載したが、服が多いのでおそらく普通の人よりも家のほこりが多いと思う
そのせいでハウスダストなどから発症するアレルギー性結膜炎が発症したのだ
また、つらいのがベランダがないので布団を干したり服を干すのが家の中しかないのだ
そらアレルギーも発症しますわ
とにかく東京にいる間、ずっと目がかゆかった
もしアレルギー性結膜炎が発症したことがある人がいたら、東京で物件を選ぶときは専有面積やベランダの有無は重視したほうがいい
電子レンジのプラグをさすコンセントがなかった
コンセントはあるが、配置上どうしてもコンセントに直接届かず延長コードにさしていた
これは大変危険である
火災の可能性もある
電子レンジなど、電力の消費が大きいものは直接コンセントにつながないと非常に危ないのだ
自分は嫌だなあと思いながらも仕方ないので延長コードで使っていた
不動産会社の対応
自分は高円寺のアパマンショップ経由でこの物件と契約したのだが、あとから気づいたが株式会社バジリカの高円寺支店がすぐ近くにあった
バジリカで直接契約していればおそらくいくらか安かっただろう
だが、こうした説明は一切なかった
それが普通のなのかもしれないが、愛知にいた自分からすると違和感があった
愛知も自分は好きではないが、それでも愛知の人でもあっちのほうで契約したほうがいいぜ、と言ってくれる期待感はある
また、管理会社に一度空調に関することで問い合わせしたこともある
夏に引っ越してクーラーをつけているとのどが非常に乾くので、気密性が高くて空気が乾燥するのでは?と思ったからだ
当時のノートを見ると、電話したら「個人の体調のことまで面倒見切れません」とかなり冷たい対応をされている
いや、そういうことじゃなくて物件の性質を聞きたかったんだけど
どうも東京の人にはこちらの意図を汲んでもらえなかった
東京での仕事について
自分はほとんど派遣社員として夜勤で書類チェックの仕事をしていた
なので収入は少なくとても苦しかった
ちゃんとした就職活動もしていなかったのでなんともこの話は言い難い面がある
一般的な話になるかもしれないが話していきたい
古着屋のスタッフにはなったのか?
これはなれなかった
なろうと思っていた古着屋がつぶれており、いいなと思う古着屋では募集がなかったのだ
また、いくつか面接を受けに行ったが、なぜだか鼻で笑われたのだ
東京に来て古着屋でバイトするの?W
といった感じだ
非常に嫌な印象が残っている
面接を受けに行くと・・・
自分の仕事の探し方も良くなかったと思う
社風を事前にネットで検索しなかったし
ただ全般的に対応はよくなかった
愛知の時こんなひどい扱い受けなかったのになあと何度も思ったものだ
変わったバイトがある
こちらも派遣社員の短期のバイトになるが、アルコールの酔いが回る速さをはかる?というようなモニターバイトがあった
一時間に一度ジョッキ一杯のビールを飲み、トイレに行った際は採尿する
あとはネットサーフィンをしていてよいという仕事だった
この仕事、時給が良くて一日で1万以上もらえたような記憶がある
そういう変わった仕事を探せるのは田舎では難しいと思う
チャンスはある、できるかはわからない
また、現在では状況が変わっており、ツイッターがある種採用に結び付く場合もある
特にファッション関係の場合は有名なデザイナーがバイトを募集している場合もある
服飾の学校を出ているかは問わない場合もある
クリエイティブな仕事などは東京にいたほうがチャンスが転がっているし、いい経験ができると思う
東京での生活あれこれ
生活で感じたあれこれを雑記していきたいと思う
電車はすごい混んでいるし、街中も混んでいる
とても大変である
朝の駅は改札を通るのも大変だ
これは普通に大変なので、気を付けたい
また、街中も人であふれているので、その流れに沿って歩かねばならずストレスがたまる
面白い店、おしゃれなお店はあるが、金がないとどうしようもない
楽しいお店、日本初上陸のお店も東京にはあるが、当たり前だがお金がないとは入れない
薄給にあえいで東京にいると体験できない
すべては金があれば、ということになってくる
個人の事情を個別に考えてはくれない
なにか困ったことがあって、こちらの事情を話してもそれを聞いて答えが変わるということがほぼない
あるとすれば西日本から上京してきた人であることが多い
東日本で暮らしている人は基本的に裁量を利かせてくれる、ということは少ない印象である
金がなくても楽しむ方法もある
金がなくても遊ぶ方法もある
簡単なのは寺社などへの参拝、アーティストのインストアイベントなどへの参加だ
東京は有名なお寺、神社、庭園が多いのでそういったところを地下鉄の一日乗り放題切符を使えば十分に観光を楽しむことができる
また、アーティストやアイドルのイベントも頻繁に行われているので、コンサートとは違い格安で歌を聴くこともできる
頭を使えばそれなりに遊ぶこともできる
イライラしている人は多い
これは本当に多い
例えば道を歩いていて、角のところで自転車がきていてぶつかりそうになると
「どこ見て歩いているんだバカヤロー」となる
ただ、自転車に乗っているやつもスピードを減速するなどしていない
こっちは普通に歩いているだけだ
普通ならお互い、「あらすんませんな」「いやこちらこそ」で済むはずなのにそれができない
実際駅でこういう風に怒鳴ったりとか、そういうのはちょこちょこ見かけた
やはり人が多すぎてイライラしているのだろう
東京からの撤退
自分は結局そうした東京の環境が合わずに撤退した
撤退したのは正解だったと思う
心が本当に安らかになったからだ
今になって思うのが、おそらく自分は西日本気質の人間なので東日本の人の考え方と全然合わないのだろう
ただ、当時はそんなこと思いもしなかったのでわからなかった
それがわかっただけでも良いというべきなのだろうか
今考えてみれば、と思うこと
もっとこういうところに気を付ければよかったなと思う部分は多い
東京で試しに暮らしてみればよかった
工場など職を選ばなければ寮つきの仕事もある
そうしたもので一度東京へ行ってみて、合うかどうかをたしかめればよかったなと思う
働きながら仕事を探すこともできる
もう少し慎重になればよかったなとは思う
クリエイティブ系の仕事、ビジネスでのチャンスは多い
もう少しいろんな会社に飛び込んでみればよかった
東京にしか会社のないところもあるし、有名な大企業もある
そうしたところにバイトからでももぐりこんでいろいろ経験できたのではないかなと思う
自分の経験値を大幅に上げられたかもしれないと思うのが残念な部分ではある
いまほどSNSも発達してなかったので難しいかもしれないが、それでもなんとかなったんじゃないかなと思うときはある
東京には光も影もある
当人の合うあわないもあるので、慎重に上京するときは考えたほうがいいかなと思う
自分もあう人間だったら楽しかったと思うけど