FP3級の勉強法
はじめに
FP3級に合格するためにはどういう勉強法がいいのか
また、どれくらいの時間がかかるのか、ということについて記載する
前提条件としての学力
人によって学力が違うので、それによってかかる時間なども変わってくると思うので、まず自分の学力がどのくらいなのかを述べる
自分は中堅の国公立大学を卒業している
家が貧乏だったので無理だったが、もしかしたら早慶レベルの私立も受かりそうかなあ、というところにいたので暗記は一般的なレベルよりもできると思う
また、年齢は30代半ばなので、まだボケてはいない、というところだ
ろくに資格の勉強をしてこなかったので、社会人になって久々にペーパーテストを受けることとなった
なんでFP3級を受けようと思ったのか
自分がやっている派遣の仕事が暇であり、なおかつ暇な時は他ごとをやってもいいと言う職場だったのではじめることになった
始めることになったのだが、そのまえにコーディングや動画制作、CADなど自分が取れそうな資格やいけそうな分野を表にして一つずつ易占を立てて決めた
不動産系の資格が良いと出たが、その時には有名な宅建は資格試験が終わっており、一年待たなければいけなかった
そこでそれまでにどうせならとFPに挑戦しようと思ったのだ
変わっている、と多分読んだ人は思ってそうだ
どうやって勉強したのか
・勉強方法は至ってシンプルで、参考書とそれについている問題集を3周くらいやる
・https://fp3-siken.com/kakomon.php このサイトで学科と実技を1日にひとつずつやるようにする
これだけである
参考書での勉強
ここで一番大事なのは、いかに早く1周するかということにある
FPは広く浅く学んでいくため、広範な知識を求められる
法学部に入っていたり、日常業務で不動産や保険、会計事務所勤務などであれば、多少馴染みがあるかもしれないが、ほとんどの人には馴染みがない内容だろう
自分は株式投資を少しやっていたり、健康保険制度については少し勉強したことがあったので、そこら辺は少し覚えていた
ただそれでも知らないこと、わからないことの方が多かった
また、言い回しが法律っぽい持って回った言い方をする場合もあり、頭に入ってこないことも多かった
そのため、テキストを読んで、すぐに問題集で先ほどやった分野を復習しても、1周目はボロボロの結果で1割あっているのかどうかも怪しい時があった
こんな感じで本当に受かるのかな?と疑問に思っていたが、2周目に入ると全然違った
7割から8割くらい解けるようになっていた
なぜなのかはわからない
ただ、わからないのでわかるまで立ち止まるよりも、一度1周してしまった方がどうも良さそうだと感じた
これが1周でいいのか、2周してからそうなるのか、ひとによっては3周しないといけないのか、などは個々人によって違うと思う
だが、自分は早く1周して全体の体系をつかむことをお勧めしたい
サイトでの過去問の勉強
サイトには学科と実技の過去問がある
自分がお薦めするのは、学科で8割をコンスタントに取れるようになってから、実技の過去問を解き始めることだ
実技の問題は、日本FP協会の実技であれば、学科の知識だけで解けるものが6割くらいはある
なのでそこでミスらなければ30点は取れることになる
点数が良い方が自分のモチベーションも落ちない
なので自分は学科がある程度解けるようになるまで、実技はやらなくて良いと思う
ただこれは日本FP協会の試験を受ける人に限るし、そもそも過去問の点数なんてそんな気にしてないよ、と言う人はがんがん進めていけば良いと思う
使っていたテキスト
滝澤ななみさんのテキストと問題集を使っていた
これだけで3級なら問題なく合格できるはずだ
どれくらいの時間がかかるのか
自分は仕事が8時間で、その時間中ずっとFPの勉強をしていた
そして、過去問でも合格の基準に達したのが、大体1ヶ月から1ヶ月半だった
なので大体160から200時間くらいあれば問題なく合格できると思う
容量のいい人ならもっと早いのではないかと思う
FP3級の資格は役に立つのか
正直これでは金持ちにはなれない
金持ちになるなら、合格率が一桁代の司法書士とか社会保険労務士とかにならないと人よりも生活のレベルを上げるのは難しいと思う
ただ、自分の金融や保険年金などの知識は間違いなく増えるし、資格取得に対して前向きな気持ちになれるので、波及する効果は目に見えない形で多岐に渡ると思う
難易度も高くないので、金融関係の知識を得たい人の第一歩の資格としてはとてもいいと思う
さいごに
3級に合格したら、たいてい2級を取るので、そこも視野に入れるといいと思う
また別の記事で2級についても記載したいと思う